GSX250R 1年インプレッション
2017年9月24日に納車されたGSX250R。
雨の日、晴れの日、台風の日など天候に関わらず乗り、5日間で3000㎞走破などをして1年で15000kmほど走りました。
GSX250Rとの1年は本当にあっという間でした。
何かと不具合が発生してしまう車種ではありますが、それすらも許容できてしまうだけの魅力がある1台です。
GSX250Rを買おうか迷っている人の決定打になれば幸いです。
バイク歴は2年ぐらいしかありませんが、素人なりにインプレをしてみようと思います。
書きたいこと書いていたら結構長くなってしまいました。どんなバイクなのか知りたいだけの方はカスタムのところは飛ばしてください。
目次
スペック
需要がありそうな部分だけ載せておきます。
全長 / 全幅 / 全高 | 2,085mm / 740mm / 1,110mm |
シート高 | 790mm |
重量 | 178kg |
燃費 | 32.5km/L |
排気量 | 248㎤ |
最高出力 | 18kW <24ps> / 8,000rpm |
最大トルク | 22N・m <2.2kgf・m> / 6,500rpm |
タンク容量 | 15L |
外見とか
皆さんはバイクを選ぶときは何を重視しますか?
スペック、外見、積載性、etc...
色々あると思います。ちなみに私は外見で選びます。
GSX250Rの購入を決めたときも外見でした。サイドカウルのこの辺の複雑さとかめちゃくちゃかっこよくないですか?最高です。
250ccフルカウルといえばGSX250RのほかにはヤマハのYZF-R25、ホンダのCBR250(RR)、カワサキのNinja250などがあります。どれもかっこいいですがGSX250Rが一番好きです。
スペック表で車体サイズの数字だけ見るとあまり気にならないかもしれませんが、実際に生で見てみると意外と大きく見えます。中途半端にバイクの知識がある人が見ると排気量をだませることもあります。過去には知らないおっさんに「それナナハンでしょ?」と聞かれたことがあります。
さすがに大型に並ばれると一目瞭然なんですが。
バイクは生で見ると写真では伝わってこないかっこよさが見えてきます。迷っている方はぜひ一度バイク屋さんに行って生で見てみることをお勧めします。
馬力とか
GSX250Rのスペック表を見てほとんどの方が非力という感想を持つと思います。実際、ネット上のインプレを見てみるとパワーがないといったことを書いていない人はほとんどいません。
しかし、パワー不足を感じるシーンというのはそうあるものではありません。少なくとも、日本国内において警察に捕まらないような走り方をしていればまず感じることはありません。
パワー不足を感じるシーンと言えば、深夜の高速道路で追越車線を飛ばす車についていく時と、登坂車線がある場所で登坂車線の終わりが見えた頃に追越をしようとする時ぐらいでしょうか。
そもそも、最大出力って6速でレッドゾーン近くまで回さないと出ないものです。日常で6速フルスロットルなんてそうそうありません。
つまり何が言いたいかと言うと、街乗りや下道ツーリングがメインならスペックなんて気にしてもしょうがないということです。というか、街乗りや下道ツーリングがメインなら尚更GSX250Rおすすめできます。
GSX250Rは低い回転数で最大トルクが出るため、ストップ&ゴーが多い街乗りが非常に楽です。
GSX250Rは発進するときに前方にグッと出てくれるのですが、R25・ninja250・CBR250Rなどではそうはいきません。この3車種は少しオーバーな表現ですが感覚的にはGSX250Rで2速発進している感じに近いかもしれません。
R25・ninja250・CBR250Rは発進時のトルクの薄さは感じますが、6000回転近く回ってくると気持ち良い加速をします。ゼロ加速の良さを取るならGSX250R、40㎞ぐらいからの加速を取るならR25・ninja250・CBR250Rといった感じでしょうか。
私は発進時のグッと前に出る感じが大好きなのでやっぱりGSX250Rです。
乗り心地とか
重さとか
車重が178kgとライバル車種に比べて明らかに重いため、直進安定性があります。ある程度距離乗ってからR25などに跨ってみると面白いくらい軽く感じます。
しかし、重くなるとその分軽快性が失われてしまいます。峠などを攻めまくりたい人にはあまり向いていないかもしれません。とは言うものの、GSX250Rはトルクの恩恵を受けやすいため、きついカーブで減速してもすぐにスピードを上げられるといったメリットもあります。高回転型のエンジンだと常に回転数を高めに維持しないといけませんから。250ccだと特に。
振動とか
GSX250Rは振動が多いという意見もよく見ます。気にならないときは気になりませんが、気になるときは気になります。ハンドルとかはビリビリきます。それでも単気筒よりかはだいぶマシです。CBR250Rとかは結構すごかった記憶があります。
個人的には80km/hぐらいで走っているときが一番振動が少なくて快適です。ずっと走り続けていられるような気さえします。
シートは比較的薄めで1時間くらい乗っているとお尻が痛くなり始めます。2時間経つとお尻の痛みは忘れ始め、3時間くらい経つとそういえば痛い時期もあったと思い出します。この辺はたぶん慣れです。
走行中でもこまめに座りなおすことでお尻の寿命を延ばすことができます。
足つきとか
乗り始めてすぐのころは結構邪魔な感じがしていましたが、すぐに慣れます。ペダルからまっすぐ足を下ろすと足に当たります。信号で止まるぐらいなら特に問題ありませんが、跨ったままちょこちょこ歩こうとすると非常に邪魔です。結構ガニ股で歩かないといけません。
この辺は身長が低い方には結構嫌なポイントかもしれません。参考までに、私は174㎝ですがこれぐらいあれば跨ったまま歩いても特に不安になることはありません。
燃費
燃費は250ccクラスの中では結構良いほうなのではないでしょうか。
街乗りでも普通に走っていれば30㎞/Lを下回ることはあまりありません。ツーリングでまったり走っていれば40㎞/Lは普通に超えてきます。
私の燃費最高記録は42.8㎞です。
このとき確か200㎞くらい走ったあとだったので、そこそこ信憑性のある数字なのではないでしょうか。
ちなみにゴールデンウイークで3000㎞走ったときの燃費は36.4kmでした。
40km/Lともなると125ccの平均燃費ぐらいになってくるのでかなり経済的なバイクであると言えると思います。
また、スプロケの丁数などを弄っていない状態でこの数字なので伸びる方はもっと伸びるようです。ツイッターでGSX250Rで50km/Lを越えている方を見かけました。
燃費は航続距離にも響いてきます。40km/Lを前提として考えると単純計算で
40㎞/L × 15L = 600km
となります。
なんと1回の給油で600㎞走ることも可能です。(理論上は)
乗る距離に比例してガソリン代は膨れ上がっていくものですし、貧乏学生にとって低燃費であることは非常にポイントが高いです。
積載
そもそもスポーツバイクに積載性を求めてはいけません。とはいうものの、スポーツバイクであっても普通に積載量を増やすことは可能です。
基本的にスポーツバイクの素の積載量は保険等の書類やETCだけでいっぱいいっぱいといった感じですが、お金を掛ければその問題は解決できます。
私はツーリングをするときはこのシートバッグをタンデムシートに装着しています。中身が少ないときはバッグを小さくすることもできるのでとてもいい感じです。

タナックス(TANAX) ミニフィールドシートバッグ モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック MFK-100
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- 発売日: 2011/05/31
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GSX250Rに装着するとこんな感じになります(シートバッグの上にリュックがくっ付いてる状態ですが)
タンデムシートを潰したくないという方はリアキャリアなどを装着することで解決できます。
不具合まとめ
FIの点灯
恐らくGSX250Rに乗っている方が避けて通れない道です。何かしらの原因でFIが点灯します。
私が確認した原因は以下の通り
- スイッチボックスの浸水
- O2センサーの誤検知
- クラッチセンサーの誤検知(?)
1つ目と2つ目はスズキが既に対策品を出しています。
1つ目は雨や洗車の際に水がスイッチボックス内に侵入し、常にセルを押した状態になってしまうというものです。エンジン始動後はセルを押しても反応することはないのでバッテリーが上がるなどといったことは起こりません(たぶん)。
酷い場合はキーをONにしただけで勝手にエンジンがかかるようになります。私と同じ状態になっている方がいました。
キーをONにしただけで勝手にエンジンがかかる……(・_・;💦💦
— ょしたか (@yosuosan) 2017年8月1日
雨のせいかな〜(・・;)💦💧
FIの警告灯が点きっぱなしになってるけど……
これはやっぱりリコールですかね⁇(・・;)#GSX250R原因不明#GSX250R pic.twitter.com/iQXcsu04xp
2つ目はO2センサーが正常に動作しているのにコンピュータが誤検知してしまうというものです。
スイッチボックスを交換したのにまたFI点いたんだけど!?という方は多かったようで、ようやくスズキが対応してくれました。
3つ目はクラッチを切っているのに実は繋がっていてクラッチセンサーが悲鳴を上げてFIが点灯するというものです。これはバイク側の問題ではなく、クラッチレバーの問題のようです。
Amazonで「GSX250R レバー」で検索するとトップに次のようなレバーがあると思います。
4000円という非常に安い価格で ありながら評価も高い商品です。実際に私も購入し、とても満足しています。
しかし、このレバーを装着すると目盛り次第ではクラッチレバーをいっぱいに握っていてもクラッチが完全には切れていないようです。このあたりをセンサーがおかしいと判断してFIが点灯してしまうようです。
下の画像は目盛りを1~4にしてクラッチレバーを目一杯握った状態です。
目盛りが1~3のときにレバーを目一杯握るとクラッチが完全に切れる前にグリップに干渉してしまいます。
スイッチボックスとECUを両方とも交換したのにFIが点灯してしまうという方はここを確認してみると解決するかもしれません。
このレバーに限った問題ではないようで、ほかのメーカーのレバーでも同じ問題があるようです。社外製のレバーに交換した際はちゃんとクラッチが切れているか確認しましょう。
同じレバーの場合は目盛りを4以上にすることで解決できそうです。
ブレーキランプの点滅
ブレーキを踏んでなく、握ってもいないのにブレーキランプが点滅もしくは点灯することがあります。
GSX250RはYZF-R25やNinja250などと比べるとブレーキペダルのストローク量が浅く、遊びの部分が少なくなっています。その影響でブレーキランプが点灯するラインがほかの車種よりも浅いところにあり、ちょっとした振動で点灯してしまうことがあります。
この問題に当たっている方は上述の2つに比べると少ないようですが、深刻な方はメーカー送りになっているようです。
一応は右ステップ近くの赤丸の部分を回して調整することで解決できます。
右に回すと点きにくくなり、左に回すと点きやすくなるようです。(逆かもしれません...)
私はペダルをおもいっきり踏んでようやく点灯するくらいに調整しています。ブレーキランプがチカチカしていると後続の車両はなんだコイツと思うものです。思わぬ事故に繋がる恐れもあると考え、このようにしています。
普段から減速するときはフロントブレーキがメインでリアブレーキは停車中に動かなくするためぐらいにしか使っていないので特に問題はありません。
保険の話
今バイクを持っていなくてこれから乗ろうと考えている人は任意保険とか結構気にしていると思います。私も結構気にしていました。
私が初めて任意保険を契約したとき19歳だったため、全年齢対象となり非常に高価でした。1年目の具体的な金額は分割払いにして以下の通りです。
※三井ダイレクト
初回(月払保険料×3ヶ月分) | 20,880円 |
2回目〜10回目(月払保険料) | 6,960円 |
総額 | 83,520円 |
補償内容は以下。
対人賠償保険 | 無制限(1名につき) |
対物賠償保険 | 無制限(1事故につき) |
搭乗者傷害保険 | 一時金払(1名につき) |
人身傷害補償特約 | なし |
無保険車障害特約 | 2億円(1名につき) |
自損事故障害特約 | 死亡1,500万円、後遺障害2,000万円(1名につき) |
必要最低限って感じです。
車両保険は付けていないので、もし自分でやらかしたらそこまでと割り切っています。今のところ弁護士特約は付けていないのですが、付けても年間数千円程度の違いしかないので付けたほうが良さそうです。
無事故で2年目に突入すると等級が上がり、全年齢対象でもだいぶ安くなります。2年目の具体的な金額は以下の通りです。
1回目〜12回目(月払保険料) | 3,960円 |
総額 | 47,520円 |
私は分割払いにしていますが、一括払いにするともう少し安くなります。
任意保険はいざという時に自分を助けてくれるものです。契約しないという選択肢はありえません。
保険は手厚くするに越したことはありませんが、手厚くなればなるほど値段が跳ね上がってしまいます。一度一番高くなる構成にしてからそこから削っていく形で組んでいくといいのではないでしょうか。
対人対物は無制限にしても値段があまり変わりませんし、絶対に無制限にしておきましょう。
カスタム
バイクを買ったらカスタムをしたいと思う方は多いかと思います。思っていない方も今後乗っていくうちにたぶんカスタムしたくなってきます。
さて、カスタムには色々あります。
マフラーやスプロケットなど性能面のカスタム、バーエンドや色付きのボルトなどのドレスアップ、USB電源やETCなどの走りを快適にするカスタムなどなど...
ノーマルからどこか1つ変えれば全く同じ見た目のバイクは激減し、気付くと世界に一台のバイクが完成しています。
カスタムは人によって方向性が変わります。
すごい方は一瞬何のバイクか分からなくなるくらいカスタムしている方もいます。
私はパッと見はノーマルだけどよく見てみたら全然違ったみたいな感じのカスタムを目指しています。素のかっこよさに惚れて購入したので出来る限りノーマルのかっこよさを残しつつ、さらにかっこよくしたかったのです。
というわけで、ここからはGSX250Rにはどんなカスタムがあるかを紹介していきたいと思います。
カスタム一覧
- マフラー
- スクリーン
- レバー
- スライダー
- スプロケット
- バックステップ
- フェンダーレス
- ヘルメットホルダー
- ステッカー
- バーエンド
- マスターシリンダーキャップ
- 灯火類LED化(ヘッドライト、ウィンカー、ナンバー灯)
- アクセサリーバー
- USB電源
- ETC
マフラー
バイクのカスタムはまずはマフラーを、という方は多いのではないでしょうか。
GSX250Rというかスズキのマフラーは純正だと結構大きい物が多いイメージが強いです。純正でも結構良い音がしますが、社外品に交換すると全く変わって純正以上に楽しくなります。
マフラーはメーカーごとに特徴があり、特に音などは全然違いますし、乗り味もまた違います。マフラーはカスタムするパーツの中でもかなり高価な物なので普通の人は取り敢えず買って試してみるといったことがあまりできません。
実際に生で音を聞いてみたりするのが一番ですが、これもまたそう簡単にできることではありません。なので最低限動画などで雰囲気を確認しておきましょう。
GSX250R用のマフラーを生産しているメーカーは有名なところだと
- ヨシムラ(YOSHIMURA)
- OVER RACING(オーヴァーレーシング)
- WR'S(ダブルアールズ)
- WirusWin(ウィルズウィン)
- r’s gear(アールズギア)
- BEAMS(ビームス)
などがあります。ツイッターなどを見ていると圧倒的ヨシムラって感じですね。
ヨシムラ > OVER > アールズギア > BEAMS = WR'S = WirusWin
といった感じです。
メーカーごとに形状(オーバルタイプ、ラウンドタイプなど)や素材(チタン、カーボン、ステンレスなど)などで値段が違うので順番が入れ替わるところもあると思いますが、そう間違ってはいないはずです。
私はWR'Sのラウンドタイプのカーボンのやつを選びました。
[rakuten:g-bike:12914877:detail]
選んだ一番の理由は値段ですが、私のGSX250Rはボディが黒なのでそれに合わせたかったのと、単純にマフラーといえば丸型だろうという考えもありました。
YouTubeで音を聞いてみたらドストライクだったので迷うことなく購入しました。音量は大きすぎず小さすぎずで走行中にもしっかりと排気音が聞こえてきます。そして重低音がたまりません。バイクに乗っている友人たちからもとても好評です。
なのにツイッターでもいまだに同じマフラーを付けている人を見たことがないのが不思議でたまりません。
どのマフラーも素晴らしいと思いますし、自分の好みにあったマフラーを選んでみてください。上述のメーカーであればどれを選んでも後悔はしないはずです。
スクリーン
スクリーンを交換するだけで予想以上の効果を得ることができます。
Puig(プーチ)が販売している1万4000円くらいのやつか、海展貿易が販売している5000円~1万円ぐらいのやつのどちらかを選んでいる方が多いようです。
![Puig 9722H RACING SCREEN [SMOKE] SUZUKI GSX250R (17-18) プーチ スクリーン カウル Puig 9722H RACING SCREEN [SMOKE] SUZUKI GSX250R (17-18) プーチ スクリーン カウル](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51KC5oi%2BuLL._SL160_.jpg)
Puig 9722H RACING SCREEN [SMOKE] SUZUKI GSX250R (17-18) プーチ スクリーン カウル
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私は海展貿易のやつを選びました。安かったので。
安いくせに案外効果があります。とくに100㎞/hくらいになってくると純正のスクリーンとの差が大きくなってきます。タンクにべったり伏せるとほとんど風を感じなくなるレベルです。
また、スクリーンが透明から黒になっただけで印象も変わります。黒にするとスクリーン越しに前を見るといったことが一切できなくなりますので、その点はご注意ください。
基本的にボルトを外してスクリーンを付け替えるだけなので交換も簡単です。
レバー
カスタムではわりと定番なような気がします。
4000円とは思えないくらいかっこよくて気に入っていっています。このレバーを取り付けた場合、目盛りを4以上にする必要があります。
ショートレバーってどうなの?と思う方がいると思うのですが、実際に使ってみると案外いいものです。こころなしか握りやすくなったような気がします。
社外品のレバーは大体が手の大きさに合わせて間隔を調整できるようになっていると思うのですが、これがまた地味にありがたいものです。
レバーは立ちごけなどでバイクが倒れたときにまっさきにやられる部位の筆頭だと思うのですが、ショートレバーによって折れる可能性が減るかもしれません。
スライダー
立ちごけなどでバイクが倒れたときに真っ先に犠牲となり、カウルなどへのダメージを軽減してくれます。
倒す予定が無くても万が一に備えて付けておくと安心できるかもしれません。
OVER RACINGのスライダーを付けている人が多そうです。

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これもまた私には高過ぎたので諦めました。
スプロケット
スプロケットの歯数を変えることで速度重視にしたり、加速重視にしたりすることができます。
フロントの歯数を減らすと加速重視、増やすと速度重視となります。リアはフロントの逆で歯数を減らすと速度重視、増やすと加速重視となります。
純正だとフロントは14T、リアは46Tです。
私はリアだけ45Tに交換しています。
チェーンが汚くて申し訳ありません。
45Tにしたので若干最高速度が上がっているはずですが、正直変わっている気はしません。注文からバイク屋さんにしてもらったのでもしかしたら46Tなのかもしれません。
サンスターのスプロケットは純正だと写真のように薄い金色みたいな感じになっています。店によっては色を好きな色に変えられるようです。
純正とサンスターでは重さが全く違います。純正を持ったあとにサンスターを持つと「えっ、軽っ」となります。
バックステップ
先にも書きましたがGSX250Rのステップは少々位置が悪いようでペダルからまっすぐ足を下ろすと足に当たってしまいます。
GSX250Rは同クラスの車種と比べるとほんの少し前傾なのにステップは前の方にあります。そのおかげで姿勢が少しだけ変になってしまうのです(個人差はあると思いますが)。
そんな問題を解決してくれるのがバックステップです。バックステップを売り出しているメーカーはそんなに多くはなく、そしてどれも高価です。マフラーと同等かそれ以上の価格となっています。
有名なのはOVERRACINGやアグラスでしょうか。

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アグラス(AGRAS) バックステップ アルミ削り出し GSX250R (17) 312-303-000
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ちなみに私は買ってません。高いので。
フェンダーレス
フェンダーレスもカスタムの定番ですね。
テール周りがすっきりしてかっこよくなるということで人気なカスタムですが、雨の日などはタイヤが跳ね上げる水を受け止める量が減ってライダーが汚れるというデメリットもあります。
実はフェンダーレスにも色々種類があります。
フェンダーの部分をごっそり外してウィンカーなどは純正のものをそのまま流用する比較的安価なやつと、テール周りをすっきりさせつつフェンダーも付いているようなフェンダーレスのデメリットを出来る限り無くした高価なやつです。

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フェンダーレスにすると確かにかっこよくなるとは思うのですが、私はGSX250Rに関してはそうしなくてもいいのかなと思っています。
というのも、GSX250Rはリアウィンカーがフェンダーの根本あたりから生えているので純正でも結構かっこいいと思うんですよ。
一方でR25、Ninja250、CBR250(RR)はナンバープレートの上あたりから生えています。
私は雨の日も乗ることが多く、純正のままでもかっこいいと思っているのでフェンダーレスにはしていません。今後するかどうかも正直微妙です。
優先度は低いですがお金がいっぱいあればやるかもしれません。
ヘルメットホルダー
ヘルメットホルダーは無いなら無いでそこまで困るものではないですが、あると便利なものです。
私はスズキのキャンペーンで貰ったアグラスの高いやつをつけています。
アグラスのヘルメットホルダーは作りがしっかりしていて素晴らしいのですが、9000円もして非常に高いです。
正直自腹で買うならキジマやキタコなどの安いやつで十分だと思います。

キジマ(KIJIMA) ヘルメットロック ブラック GSX250R 2017年 303-1585
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ちなみにヘルメットホルダー、バーエンド、マスターシリンダーキャップは当時開催されていたスズキのキャンペーンで貰いました。
ステッカー
ステッカーを貼ることで世界に一台のバイクが完成するといっても過言ではありません。
自分の好きなステッカーを貼ることで今まで以上に愛着が湧きます。
私のツイッターを知っている方はたぶん「うわぁ」と思ったこのステッカー。
榛名改二と涼月改。
私が艦これで好きなキャラ1位と2位です。私にとってバイクよりも大事な趣味ですので、これは誰に何と言われようと剥がす気はありません。
これはいわゆる「痛車」の部類に入るのでしょうか...?
艦これを知らない人が見ると、漢字のステッカーが貼ってあると族車に見えるかもしれません。そう思ってもらえれば変ないたずらとかに遭う可能性が減るかな...と思ったり。窃盗犯からしたらステッカーなんて関係無いかもしれません。
ちなみにこのステッカーを貼ったとき近くに友人が3人くらいいたのですが、みんな目を合わせずに「あ~、いいんじゃない?」みたいなリアクションをしていました。いいんです。ステッカーなんて自分さえ良ければ。人の目なんて気にしてはいけません。
また、リムステッカーというものもあります。ホイールに貼るステッカーです。
リムステッカーを貼ることでタイヤの場所がくっきりするため、バシッと決まります。
こちらにまとめてます。
バーエンド
バーエンドをカスタムしている人はあまり居ないような気がします。
私はアグラスのやつを付けました。
とくに身体が触れたりするような場所でもないので完全にただのドレスアップですが、見た目の満足感はそれなりにあります。
立ちごけからは勇敢に守ってくれるような気がします。
マスターシリンダーキャップ
ただのキャップです。キャップですがこれを付けるとハンドル周りが豪華になります。
これもアグラス。
私はGSX250Rのマスターシリンダーは数あるバイクの中でもかなり良い形をしていると思っています。
R25のマスターシリンダーはコンパクトですが若干丸みを帯びていて縦長な感じがなんだかソワソワします。
灯火類LED化(ヘッドライト、ウィンカー、ナンバー灯)
ヘッドライト
私はバイクのカスタムでは真っ先にヘッドライトをLED化します。250㏄クラスでは純正だとハロゲンであることが多く、色も黄色です。
GSX250Rはポジションライトが白色のLEDということもあり、ヘッドライトの黄色と少しアンマッチです。ヘッドライトが白くなるだけでも雰囲気が変わり、ただでさえかっこいいのがさらにかっこよくなります。
ヘッドライトの色はLEDにしなくても色温度を高くすることでハロゲンでも白くすることができます。
バイク用のLEDは高いことが多いですが、正直車用でも特に問題ありません(たぶん)。車用のLEDヘッドライトは安価で2個入りが3000円程度で入手できます。私はもしすぐに切れてしまったとしても交換すればいいやぐらいの気持ちで使ってます。
こちらにまとめてます。
GSX250R ヘッドライトLED化 - アオカケスの鳥かご
ウィンカー
ウィンカーをLED化すると基本的に細くなります。スパッスパッと点滅するのでかっこいいものです。流れるウィンカー(シーケンシャルウィンカー)にすることも可能なようです。
ウィンカーをそのままLEDに交換するとハイフラッシャー(ハイフラ)といってウィンカーが高速に点滅する状態になってしまいます。そのままだとアウトなのでその対策をしなければなりません。
ハイフラの防止策には抵抗を付けるかウィンカーリレーをICリレーに交換するなどといった方法がありますが、熱を逃がせるスペースが少ないバイクは抵抗を付ける方法は好ましくないようです。よってICリレーを付ける人が多そうです。
リレーを交換する際はタンクを持ち上げなければいけないので素人には少し難しそうです。
ナンバー灯
ナンバー灯をLED化して白くすると近代感が増します。
地味なカスタムですが、真後ろから見たときにいつもよりかっこよく見えます。
こちらにまとめてます。
アクセサリーバー
簡単にスマホホルダーなどを取り付けられるようになります。
ハンドルのボルトに共締めさせるやつは取り付けが大変です。私はネジが硬すぎるおかげで取り付けできなかったのでバイク屋さんにやってもらいました。
USB電源
USB電源があるとツーリングが快適になります。
スマホの充電などはモバイルバッテリーを持ち歩けばなんとかなるものですが、乗り降りしたりする際などに邪魔になります。こういった小さいストレスは積み重なってあとで効いてくるものです。
無ければ無いでそこまで困るものではありませんが、あると非常に役立ちます。
GSX250Rは多くの場合少しだけ工作しないといけないかもしれませんが、そんなに難しいものではありません。
こちらにまとめてます。
ETC
バイパスや高速道路の料金所を通るとき、いつも「ETCがあればなぁ...」と思います。
最近はクレジットカードがあれば10秒くらいで通過できるのでそこまでストレスを感じるものではありませんが、ETCがあれば土日割引や1日乗り放題などのキャンペーンもあるので可能であれば付けておきたいところです。
しかし、バイク用のETCは車用とは違って防水性や防振性などのおかげでそもそもETC自体の値段が高く、合計で4万近くかかってしまいます。
コストはかかりますが、バイクはお金を取り出したりする動作が車よりも圧倒的に手間がかかるため、得られる恩恵はとても大きいはずです。
まとめ
バイクは自分の心にグッときたものに乗ればいいと思います。他人の意見に左右されてはいけません。
どんなバイクに乗ったとしてもなんだかんだで愛着が沸くものですし、かっこよく見えるものです。
ぜひ、後悔の無い選択を。