アオカケスの鳥かご

日々の出来事を綴っていきたい

4000円の電熱グローブが予想以上だった

先日、amazonで4000円前後で売られている電熱グローブを購入しました。
これが予想以上に使えそうなのでレビューします。

価格履歴を見てみると結構変動があるようです。
一番安いときは1,950円ですが、このブログを書いている時点での価格は3,859円でした。

https://dyn.keepa.com/pricehistory.png?domain=co.jp&asin=B07HH6824D

色は赤、青、茶、ピンクがあります。
色ごとに値段が違いますのでご注意ください。


バイク用の電熱グローブといえばコミネなどが有名ですが、有名どころは軒並み1万を越えており非常に高価です。
今回購入した電熱グローブはyaostmartというよく分からないメーカーが販売しているものですが、約4000円と破格の値段となっています。

いわゆる中華です。たぶん。
amazonのレビューは良さげなものが多かったのでわりと楽しみにしつつポチりました。
まぁamazonのレビューはあまり信用すべきではないのでしょうけどね。とくに中華製は。


まずは開けてびっくり。
画像で見たときはあまり意識しないようにしていましたが、生で見てみるとやっぱりださい。

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なんでこんな感じに色を入れたんですかね。
全部黒にしていればもっと売れそうな気がします。

バッテリーはグローブのこの部分に繋ぎます。

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バッテリーと充電器。

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バッテリー詳細

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充電器詳細

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充電時は充電器のランプが点灯します。
青→満充電
赤→充電中

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ケーブルがUSBだったのでモバイルバッテリーとかでも充電できるんじゃないかと思ったのですが、このバッテリーの出力的に厳しそうです。
出力が8.4Vのモバイルバッテリーとかあればバイクでの移動中でも充電できるかもしれません。
そんな物があるか知りませんけど。

コンセントが挿せるモバイルバッテリーはあるのでそれでもいけるかもしれないですね。
でも結構良い値段します。

装着感

開封直後はかなりゴワゴワしていて手をグーパーするのもちょっとキツイ。
これに関しては使っているうちにある程度はマシになります。

マシにはなりますが普通のウィンターグローブと比べるとかなり操作性が悪いです。
近所のコンビニに行くときにこのグローブを使おうとは思えません。


生地が厚いので、ウィンカーやクラッチ、フロントブレーキなどの操作がやりにくくなります。
ツーリングなどで信号にあまり捕まらないような場所を走っているときはとくに問題ありませんが、ストップ&ゴーが多い街乗りのときは結構しんどいです。

グリップを握っている状態からまっすぐ指を伸ばしてもグローブがレバーにあたってしまってレバーに指をかけることができません。
なので毎回バーエンド側に指を迂回させないといけません。

レバーの位置を調整したりすれば少しはマシになるかもしれません。

防寒性

amazonの紹介ページに約10秒で即暖と書いてあります。
これ、誇張表現ではなさそうです。

玄関でバッテリーを繋いでバイクにたどり着く頃にはもう暖かくなっています。

グローブを手を入れると「あったけぇ!」と思うぐらいの暖かさがあります。
ただ、発熱部分は手の甲の側だけです。


気温による部分もありますが気温が10度近いときは走行中でも暖かさを感じます。
3度ぐらいのときはとくに暖かさは感じませんが寒さはとくに感じません。

5度ぐらいのときに100km/hで巡航しましたが全く問題ありませんでした。
おそらくバッテリーが生きている間はどんなに寒くても指先が冷えて痛くなるなんてことはないと思います。

バッテリーが無くなると全然暖かくないのかというとそういうわけでもありません。
普通のウィンターグローブと比べると全然暖かいです。

ちなみに比較対象のグローブはこちら。

バッテリーが切れると走行中でもすぐに分かります。

バッテリー持ち

amazonの紹介ページには3~6時間とあります。
実際に使ってみるとだいたいその通りかなといった感じ。

バッテリーが無くなるまで使ったことはまだ1回しかないのでなんとも言えない部分がありますが、寒くなればなるほど短くなり暖かくなればなるほど長くなるんだと思います。
冷たい状態から暖かい状態にするときに一番電気を使うのでまぁ当然ですよね。


気温5度のときに60km/hで走っているときの体感温度は-10度近くなると言います。
グローブが常にこれぐらいで冷やされながらも頑張って暖めて3時間持つのはすごいような気がしないでもありません。


また、グローブをバッテリーに繋いだ瞬間から給電が始まるため、使わないときはバッテリーを外さないとすぐに空になってしまいます。
ご注意ください。

バッテリーの充電時間

12時間と書いてありましたが、空の状態からだと15時間程かかりました。
どうやら80%あたりから100%にするのに異常に時間がかかるだけのようです。

100%にしなくても2、3時間ぐらい持つとのことなのでバッテリーが空になっても一晩充電すればたぶんなんとかなります。

まとめ

全体的にそこそこ満足といった感じです。

不満点をあげるとすればやはりバッテリーの充電時間でしょうか。
3時間なんてツーリングしていれば一瞬ですし、休憩中に充電して数十分持つぐらいに充電が早ければ良いんですけどね。
バッテリーだけの購入はできませんし、急速充電なんかも厳しそうです。

とりあえず今冬はこの電熱グローブで乗り切ろうと思います。