アオカケスの鳥かご

日々の出来事を綴っていきたい

Hack Festival Fukuokaに参加してきました

開発エンジニアに絞って就活していると必ずとも言ってよいほど聞かれることがあります。

面接官「チームでの開発経験はありますか?」
あおかけす「そぉ~ですねぇ~(やべぇ何も思い浮かばん)」

一応面接のときは今までの数少ないチーム(笑)での開発経験を話すのですが、どれも内容が薄すぎてとても自信を持って話せるような内容ではありません。
そんな中、友人がハッカソンに誘ってきました。
hack-festival-fukuoka-2019.strikingly.com

普段なら「えぇ~、交通費とか勿体ないし...」と断るところですが、交通費が支給されるのと面接のネタに飢えていたことで「いいよ」と即答しました。

Hack Festival Fukuokaについて

Hack Festival Fukuoka~平成最後の学生ハッカソン~
今回で2回目の開催とのこと。
会場がGMOペパボの福岡支社ということで、結構わくわくしていました。

学生ハッカソンということで最初は気楽に構えていましたが、会場入りしたら意識高い人ばかりで少し不安になりました。

一日目(2019年3月9日土曜日)

スケジュール

10:00〜11:00:オープニング(GMOペパボ福岡支社)
11:00〜20:00:ハッカソン
20:00〜:深夜ハッカソンGeeK Studio)

オープニング

自己紹介をするわけですが、プログラミングのアルバイトをしている方が多くて萎縮してました。
私もそんな感じのアルバイトをやりたかった。

高校生もいて、みんな意識高くてすごいなぁと思うばかりでした。

GMOペパボ福岡支社はとてもオシャレでした。
心地よい空間です。
f:id:aokakes:20190313174930j:plain

テーマ

Make Fukuoka わくわく
~福岡をもっとわくわくさせるには~

ハッカソン

テーマがとても抽象的です。
私は福岡の民ではないので福岡の魅力的な部分はあまり分かりません。

強いて言えばメロンブックスとらのあながあることぐらいでしょうか。
これ以外の理由で私が福岡に行くことはほとんどありません。

まぁ、何も思いつかないで済ませることはできないので、なんとかひねり出した結果、私たちのチームではラーメンで攻めることにしました。

福岡に来て何を食べよう、となったときにラーメンを思いつく人は多いはずですし、そもそも私は福岡で有名な食べ物はラーメンぐらいしか知りませんでした。
もつ鍋とかも有名らしいですね。

テーマから察するに、多くの人をわくわくさせなければなりません。
これは多くの人が所有するデバイスを使うことでやりやすくなりそうなので、選択肢は自ずと決まります。
はい、スマートフォンですね。

スマホを使うにしても、操作が複雑であればユーザーはすぐに離れてしまいます。
つまり、ユーザーが直感的に操作できるコンテンツでなければなりません。

これまでに出た情報は

  • わくわく
  • ラーメン
  • 直感的操作

この3つです。

そこでポケモンGO的なものを思いつきました。

位置情報系のゲームは基本的に操作が簡単ですし、目的も比較的はっきりしている印象です。利用するハードルの低さはポケモンGOが証明しているのではないでしょうか。

また、チームメイトであるikezakiが過去に作った物を盛り込めば面白くなりそうという思いもありました。
izumiikezaki.hatenablog.com


話し合いの結果、以下のコンテンツを作ることになりました。

  • ラーメン店へのチェックイン(ポイント付与)
  • 近くのラーメン店を探す
  • 称号
  • キャラクター育成
  • ラーメン店の味を分析

役割分担は自然と決まり、DBとの通信部分をaokakes、webデザイン回りをikezaki、味の分析とその他諸々を3人目が担当することになりました。
大体各々の得意分野です。

会場移動の20時になるまでは結構モチベーションが高くて楽しんでいたのですが、移動してからはイマイチやる気が出ませんでした。

3時を過ぎたあたりから鼻水と涙が止まらなくなり、画面なんて見ていられる状況ではありませんでした。ちょっと申し訳ないですがあまりいい環境ではなかったように感じます。よく見てみると色々汚かったりして、見た目はオシャレな感じで良かっただけにちょっともったいない...

朝になって朝食を買いに外に出たら鼻水も涙もきれいに収まったので、そういうことです。

二日目(2019年3月10日日曜日)

スケジュール

09:00〜16:00:ハッカソンGMOペパボ福岡支社)
16:00〜16:30:プレゼン会オープニング
16:30〜19:00:プレゼン会
19:00〜20:00:アフターパーティ

ハッカソン

2時間ぐらいは寝たような気がします。
風呂にも入らず、色々しんどい状態で2日目に臨みました。

2日目のハッカソンは書くことが無いので機能の詳細を書こうと思います。

  • チェックイン機能

HTML5のgeolocation APIを使ってスマホの現在位置(緯度経度)を取得します。
次にDBに登録されているラーメン店の位置情報を参照し、ラーメン店の近くにいればチェックインができるようになります。当然DBに登録されているラーメン店から離れているときはチェックインできません。

  • 近くのラーメン店を探す

やっていることはチェックインのときとほぼ同じで、ラーメン店を近い順に3店だけ表示します。DBに登録されているラーメン店から離れ過ぎているときは何も表示されません。

  • 称号

獲得したポイントや訪れた店の数によって称号が付与されます。

獲得したポイントによってネコが成長します。訪れた店の味の傾向によってネコの成長に仕方が変わります。
※現状は純粋にポイント数のみで成長します。

  • ラーメン店の味を分析

食べログから得た情報をもとに店ごとに味を分析し、その結果を表示します。この結果からネコの成長の仕方を決定します。
※この機能は担当者が謎のバグに見舞われ続けため、実装できていません。

プレゼン会

企業紹介ののち、プレゼン会が始まりました。

発表順は以下の通り。

  1. ひだっちん〇
  2. チーム卍
  3. チーム???(チーム名を忘れました。ごめんなさい。)
  4. メンヘラポテト
  5. 犬と魚と鳥(私のチーム)
1. ひだっちん〇

ヘアスタイルに着目したアプリ、「A La Mode」とのこと。
CSSでとものすごく作りこんでいましたが、デザインを作りこみすぎて機能面はあまりできていないようでした。

スライドで文字が荒ぶっていましたが、あれは故意だったのでしょうか。

2. チーム卍

モーションキャプチャーを使ってクイズに答えるゲーム。
問題のセンスがすごいなぁ~と思いました。
プレゼンもとても上手くて引き込まれたので、今後の参考にしたいと思います。

ハッカソン中にモーションセンサーを使っている様子がチラッと見えたのですが、そのときはセンサーを使っているとは知らず、webカメラだけで指の位置を把握しているものだと思っていました。
なので、「技術力ハンパねぇ...!!この短時間でそれを作り上げたのか...!!」と勝手に負けた気持ちになっていました。モーションキャプチャーを使っているにしても、ハッカソン中に勉強しながら作ったとのことで、結局負けた気持ちになりました。

3. チーム???

rubyエンジニア専用のマッチングサービス「ルビーオンレイルズ」。
一周回ってセンスのある名前ですね。

なんだか強うそうなフレームワークを使っていて、なんというかもう尊敬します。
私は今までフレームワークを使ってこなかったので、フレームワークをゴリゴリに使える人は本当にもうすごいなぁと思います。

就活が落ち着いたらフレームワークにも手を出していこうと思います。

4. メンヘラポテト

私生活から陰度を測定する、「いんど彼~」。
メンヘラちゃんの質問に答えてどれぐらい陰キャラなのかを測定してくれるそうです。

メンヘラちゃんはかわいい。
陰キャラになればなるほどメンヘラちゃんが成長するのは面白いですね。

5. 犬と魚と鳥

福岡市内のラーメン店にチェックインしてポイント獲得を楽しむwebアプリ、「NinnNiku」。
https://aokakes.sakura.ne.jp/NinnNiku/


なぜニンニクなのか。それはラーメンといえばニンニクだろうという考えがチーム内で一致したからです。でも、博多ラーメンにニンニクを入れる人はあまりいないと思います。

感想

今回初めてハッカソンに参加しました。
一応アイデアソンに参加したことはありましたが、1泊2日のようなごく短期間でのチーム開発の経験は全くありませんでした。

ハッカソン中は四方から専門用語が聞こえてきて、自分たちのNinnNikuに対して不安が募る一方でした。でも、実際に使える形にしてプレゼンに臨んだチームはあまり多くなかったので、まぁよかったのかなと思います。

今後ハッカソンに参加するかは分かりませんが、チーム開発するときに困らないように、主要なフレームワークは押さえておきたいと思います。

というわけで、皆さんお疲れ様でした。


ソースはgithubにあります。
github.com

ほかの参加者のブログ

rkdora.hatenablog.com