アオカケスの鳥かご

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PythonでFaceAPIを使う方法 part1(準備編)

以前紹介したFaceAPI

aokakes.hatenablog.com

 

今回はこのFaceAPIをPythonで使う方法を紹介します。

最終目標はFaceAPIを用いた顔認証システムの構築です。
よろしくお願いします。

 

part1ではPythonで使う際に使用するAPIの準備を行います。
カチカチカタカタするだけなので非常に簡単です。

 

まずはggります。

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そしててきとうに一番上のMSのページへ。
一応URLも載せておきます。

azure.microsoft.com

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こんな感じのページです。
このページでFaceAPIを試すこともできます。

「Faceを試す」をクリック。

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おそらくこんな感じのやつが出てきます。

ゲストだと7日経過でAPIが使えなくなります。

実験的に使用するだけならゲストで問題ないと思いますが、顔認証システムの構築が目標なのでアカウントの作成を行います。

 

無料のAzureアカウントのところの「サインアップ」をクリック。

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「無料で始める」をクリック。

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個人情報を入力していきます。
MSに情報を渡したくないという人は残念ですがここから先のステージに進むことはできません。

私はなんだかんだでMSは好きなので抵抗はありません。

 

入力したら「次へ」。
入力内容に問題が無ければ次のステージへ進めます。

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電話番号を入力します。
入力後「テキストメッセージを送信する」か「電話する」をクリック。
前者の場合はSMSで確認コードが届きます。
後者の場合はおそらく電話がかかってきて確認コードを喋ってくれます。

電話は人間がかけてくるわけではないので安心してください。

 

「コードの確認」をクリックして問題無ければ次のステージに進みます。

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クレジットカード情報と住所を入力します。
クレジットカードを持っていない方は残念ながらこのステージで敗退です。

 

勝者は「次へ」をクリックしてファイナルステージへ。

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諸々をサッと呼んでチェックします。

「サインアップ」をクリック。

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準備ができたようです。

「ポータルに移動」をクリック。

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MSが歓迎してくれます。
使い方などを教えてもらいたければ「ツアーの開始」をクリックします。

 

「すべてのサービス」をクリック。

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入力欄に「cognitive services」を入力します。
「cog」まで入力すれば出てくると思います。

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「Cognitive Services」があるのでこれをクリック。

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真ん中で青くなっている「cognitive services」をクリック。
左上の「追加」から作成することもできます。

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「face」で検索すると「Face API」が出てきます。

「Face API」をクリック。

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「作成」をクリック。

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適宜設定します。

 

- Name -

てきとうに分かりやすい名前をつけておきます。
ここでは「Face_test」と命名。

 

- サブスクリプション -

無料試用版しかないのでそれで。

 

- 場所 -

私は何も考えずに東日本にしましたが、米国でもなんでも大丈夫のようです。
ここで選択した場所によってAPIを使う際に必要なURLが変わります。

 

- 価格レベル -

F0とS0があります。
F0は無料ですが、S0は有料です。
アクセス回数に違いがあります。

F0は1分あたり10回、1か月に3万回まで。
S0は1秒あたり10回まで。

S0の料金形態は以下のページで確認してください。

azure.microsoft.com

私は出来る限りお金を使いたくないのでF0を選択します。

 

- Resouce group -

てきとうに。
ここでは「test」と命名。

 

--

ダッシュボードにピン留め」をチェックしておくと楽です。
こんな感じで表示されるようになります。

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入力が終わったら「作成」をクリック。

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FaceAPIを準備してくれます。

準備が終わったらクリック。

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クイックスタートのページ。
使い方が英語でチョロッと書いてあります。

 

FaceAPIに関する設定はこのページで行います。

今回はとくに設定しません。

 

さて、FaceAPIを使う上で必要な情報は2つあります。
それが「URL」と「APIキー」です。

 

まずはURLです。

左側のメニューの「Overview」をクリック。

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EndpointのところにURLがあります。
このURLに画像を渡すことで顔の検出結果が返ってきます。

 

そしてAPIキー。

メニューの「Keys」をクリック。

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APIキーが表示されます。
KEY1とKEY2の2つがありますが、基本的に使うのはKEY1だけです。
KEY2は予備とのこと。

とりあえず、2つとも外部流出が無いようにしっかりと管理しましょう。

 

URLもAPIキーもFaceAPIを使う際に必要となります。

 

 

また、メニューの「Overview」からAPIの利用状況を確認することができます。

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長くなってしまいましたが、これでFaceAPIの準備は完了です。
次はPythonでFaceAPIを動かします。

 

aokakes.hatenablog.com